このレビューはネタバレを含みます
原作未読です。
「孤狼の血」などの、白石和彌監督の初の時代劇という事で鑑賞してきました。
映像が綺麗なのとカメラワークが良かったです。グロさも少なめで、登場人物も良いひとが多かった。(斎藤工さん演じる柴田兵庫もあの下りを聞けば、それ程でも無いのでは?と感じました。)
囲碁の事は分からないので、劇中で「死ぬ」だの「生きる」だの囲碁用語?もなんのことやらさっぱりだったので理解していればと、ちょっと残念に思いました。
草彅剛さんの演技も素晴らしく、特に、元同僚から全てを聞いて戻った時にそれまでの囲碁をしている時と明らかに違った心の揺さぶりを手の指先に感情を宿しているかの様でとても良かったです。