RuiHosono

ミッシングのRuiHosonoのレビュー・感想・評価

ミッシング(2024年製作の映画)
4.0
レイトショーで。
金曜日のレイトショーは結構混んでいた。凄い映画だと聞いていたので、これは夜に見に行った方が良いなと思い夜鑑賞にした。正解だった。

石原さとみの凄さにアガる。
迫真の演技(狂気)にも普通さが滲み出ており、わざとらしさがなくてとても良かった。
時間とは残酷で、失踪事件に良くある『次第に忘れ去られていく焦燥感』が切実に表現されていた。

主人公夫婦も、映画の最後の方では、熱量は変わらずあるものの、どこか諦めのある感情を含めた日常の空気感をよく表現していて上手いなあと思った。

石原さとみが光の屈折でできた虹と戯れるシーンが印象的で美しい。映画ビジュアルにその虹が入っていて、そう言うことかと思った。

ウチボリさんスチール。
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