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ジュリア(s)のTSのネタバレレビュー・内容・結末

ジュリア(s)(2022年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ある出来事の結果によって枝分かれした1人の女性ジュリアの4つの人生を同時に描いている映画。
どの人生も、その人生だからこそ得られたものがあり、また苦労や悲しみもあるのは同じだった。
人生は正解・不正解がないし、幸・不幸とはっきりわけられるものでもない。
だから難しくもあるけれど、どの人生もそれで良いんだよと背中を押してもらえた気がする。
結局自分なりに頑張って何かを残せたらそれで良いのかもしれない。
もしあの時あっちの道に行っていたら…ということを考えたことは何度もある。
この映画を観ながら、改めて選ばなかった道を進んだ自分を想像してみた。

一番波瀾万丈そうなベルリンに行ったジュリアが一番安定した人生を送っていそうだったのが意外だった。
どの人生でも味方になってくれるお母さんが素晴らしかった。
一緒になる相手も、その人生に合わせて別だったのが良かった。
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