Kaz66

ネクスト・ゴール・ウィンズのKaz66のレビュー・感想・評価

3.5
「ジョジョ・ラビット」「ソー:🩷&⚡️」のタイカ・ワイティティ監督の新作という事で、結構期待してたんだけど…フツーでした。
2001年のFIFA W杯予選でオーストラリアに31-0で大敗した“世界最弱チーム”アメリカン・サモア。2009年にはサモア沖地震により大きな被害が出て、心身ともに傷ついたチームにオランダ系アメリカ人監督を招聘し、2014年のW杯予選で奇跡の初得点・初勝利を果たすまでの“ドキュメンタリーに基づいた”物語。
文化の違う土地に来て“1ゴール”を要求される監督(マイケル・ファスべンダー)とウマの合わないチーム、実は監督も心の闇を抱えていて、双方が魂と誇りをかけた戦いに挑む中で心開いていく。
史上初のトランスジェンダー選手や、31-0の時のキーパーの電撃復帰などをおり混ぜ、終始ピースフルなVIBESの中、“みんなが救われ癒やされていく”ストーリーテリングに仕上がってました。
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