小学生の頃はホラー映画ばかり観ていたが、頻繁にテレビ放映していたジャッキー映画も大好きだった。
そんな俺の中でも大スター ジャッキー・チェンの主演50周年というとんでもない功績を記念した作品。
この祭にも乗っからなければと思い、劇場へ行って参りました。
予告を観る限りでは「ラッシュ・アワー」や「スキップ・トレース」みたいな作品かと思ったらゴリゴリの香港アクションで歓喜。
しかもジャッキーの集大成のようなエモい演出だらけで思わず涙が…😢
平日の映画館は年齢層も高く、みなさん感慨深いものがあるのか鼻をすする音も聴こえてきて尚更泣きムードに引っ張られてしまいました。
こんな素敵な空間を共有出来て良かったです。
伝説のスタントマンだったルオは愛馬チートゥと共に細々と暮らしていた。
しかし愛馬が元持ち主の負債により奪われてしまう危機が訪れた事で、疎遠だった娘シャオバオに助けを求めると言ったお話。
香港アクションらしいド派手な肉弾戦が逆に新鮮で、大スクリーンで観る興奮は抜群。
だいぶお年を召しているのに抜群の動きとアクションをスクリーンで魅せてくれるジャッキーはほんといつまでも俺のヒーローでした。
ケンカしていたと思ったら急に仲良くなってたりと展開に強引さは感じだけど、そんな大味な所も香港映画らしくて味わい深い。
そして1番グッと来たのは、スタントマンとしての信念を体現するルオが今までのジャッキーの生き様にオーバーラップするあたりなんか涙なしでは鑑賞出来ない。
常に生身のアクションを見せたい
Noとは言わない
この人は本当にそう思ってここまで走ってきたんだなと。
そんな姿が大人から子供まで虜にし、夢を与え続け、確固たる地位を築き上げてきたんだろうな。
こんなスター他にはいない。
相変わらずエンドロールのNGシーンも最高だし、観ている間は子供の頃に貰ったワクワクを久々に味わえたように思います。
今後も沢山の作品を見せて欲しいなぁ。
