神の領域 F5
昔劇場で観た時も面白かったけど、今観たら数倍面白く大好きだった。
新作「ツイスターズ」の予告に刺激され、久々再鑑賞しちゃいました。
右手が赤
左足が青
じゃない方のツイスター
幼い頃竜巻により父親を亡くしたジョーは大人になり竜巻発生のメカニズムを研究する科学者になった。
離婚間近の夫ビルが発案した探査機「ドロシー」が完成したため、ビルに見せようと呼んだら…というお話。
俺は研究開発の業務に携わっているんですが、ちょっと変わっている人間なので苦手なものを選んで仕事に就きました。
理由は2つあって、好きなものを仕事にして嫌いになりたくないからというのが1つ。
もう1つは嫌いなものこそ詳しくなって上手く付き合えるようになりたいという偏屈な思いからです。
今の状況でこの作品を鑑賞したら主人公ジョーが過去のトラウマと戦いながらも人々を救いたいという思いから無謀な事をする姿にとても感動しちゃいました。
「人のために役に立ちたい」という気持ちって新しいものをチャレンジする上ではとても大事だと思う。
「これやって意味あるのかなぁ」とか「絶対に上手くいかないだろ」とか「楽したい」って思った時は大抵失敗する。
最初は無理だと思っても地道にやっていると何かが見えたり閃く瞬間がある。
そんな気分をこの作品は味わう事が出来てとても感動した。
よこしまな俺と一緒にしちゃ申し訳ないけど、多分若い頃に観た時と違うのはそういった背景があるからなんだろうなと思う。
竜巻に向かって突っ込んでいくメンバー。
側から見たらイカれてるんだけど、明るく前向きに無謀な挑戦を続ける。
こういう人達は全力で応援したくなるよね。
お金でものを言わせるライバルチームはほんと腹が立つ。
それにしても竜巻のシーンの迫力が本当に凄い。
個人的に「シャイニング」が上映されてるドライブインシアターのシーンが1番好き。
クライマックスの手に汗握る展開も圧巻でした。