マイケル・j・フォックスが今語ること。
正直バックトゥザフューチャーの役しか知らない小僧ですが、とても良いドキュメンタリーだった。パーキンソン病はとにかく震えてしまうらしく、本当に大変そうだった。
しかし、彼のコミカルさはそんなものでは消せない。パーキンソン病で顔はうまく笑顔が作れないけど、笑ってるんだろうなーって分かる。なんかこう、福祉の考え方の重要さを考えた。健康な事はある種の特権であり、当たり前じゃ無い。自分も発症するかもしれない。偏見を無くすという意味で知識って重要だと思う。直感に従わなくで済むので。
大変苦労と後悔と幸せが全部混ざってグラデーションになった様な、多面的なドキュメンタリー。STILLってまだじゃ無くて静寂とか止まるみたいな意味もあるらしい。突っ走っていた彼がある種止まってしまった(でも体は動き続けてる)って事も彼はギャグにしててエンターテイナーだなーと思う。
しかしいつだってテレビと劇場に映るのは虚像でだんだん心が擦り切れてったという言葉が重かった。俳優とかスターの精神とかタフすぎだしヤバい。スターのメンタルヘルス問題もまったく珍しく無いし。
