シャークウィザード

コマンドーニンジャのシャークウィザードのネタバレレビュー・内容・結末

コマンドーニンジャ(2018年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

コマンドーニンジャってタイトルの時点で面白いもん、ズルいわ!という事で見たけど、中々ハチャメチャで面白かった。コマンドーやシュワちゃん作品のパロネタが多い。

舞台はベトナム戦争。密林を進む兵士たちを遠くから見ている何かが。体温で検知していて、こんなのコマンドーじゃないわプレデターよ!透明化もできて増々プレデターでは、と思いきや現れたのは金のマスクを着けた赤いローブのキャラ。
何者…?という疑問にすぐさまキャラクターが「ニンジャだ!」と回答をくれるが、私の知ってる忍者じゃない。それから黒装束の見慣れたニンジャが出てくるけど、銃を持ってる。そもそもベトナム戦争中に米軍とニンジャが戦うという状況が滅茶苦茶だ!もうこの時点で楽しくなっていた。
時は1986年へ進む。主人公の娘がジェニーって、コマンドーじゃん。
ペパロニのピザを届けにやって来るのはイレイザーじゃん!
ニンジャが家に入って来た事を知るや笑みを浮かべてトラップの準備をするジェニー、北条沙都子と同じタイプか。ドアを開けたら自動で銃が発射されるトラップ、殺意が高すぎる。後ろからケツを刺される情けないニンジャ。
ターミネーターみたいな奴も出てきた。股間も鋼鉄製。
日本刀で薪を斬るのどういうキャラなんだよ。元妻が殺されて慰謝料を払わなくてよくなったのが良いニュースになるの、相当仲悪かったんだな…。
ベトコンが恐竜を放った!もうおかしいぞ、この世界観。
黒幕はかつてのベトナムで戦った敵。ジョンはコマンドーでありながら、戦闘スタイルがニンジャ。
バル・ベルデも登場。
敵の本拠地に乗り込み、着々と一人ずつ暗殺していくジョン。コマンドー好きなんだなというのが見ていて伝わって来る良いシーン。雑魚敵の攻撃は当たらず、一方的に敵を倒していくジョン。ヌンチャクを振り回すニンジャに銃を撃つ容赦の無さ。
ヘリで去る敵に手榴弾を仕込む娘の手際の良さ。
この後どうするの?と思ったら再び時代はベトナム戦争へ。ジョンの過去編が始まる。イン大佐が実はニンジャの末裔で、ジョンにもニンジャの血が流れていた。ニンジャの掟により、イン大佐はジョンをニンジャとして鍛え上げる事に。
明かされる衝撃の事実!ジョンの戦い方がニンジャであったこと、イン大佐がジョンを逃がした事等作中で描かれていた事がここに繋がる。
ジョンVSレッドニンジャは激しいアクションで見ごたえあって面白かった。
コマンドーニンジャを倒せるのはコマンドーニンジャだけ。そしてレッドニンジャとの因縁も判明。ニンジャの暗黒面とは…?
イン先生ー!
ジョンの身に付けた真剣白刃取りが活きてレッドニンジャに勝利。その正体は元妻。時間移動装置も出てきて今度はSF!?
自分を未来に送るように装置を使わせ、容赦なくとどめはさす。
ターミネーターみたいなポーズで時間移動。世紀末でマッドマックスの様な世界観に。
生きていて立派に成長したジェニー、プログラミングを書き換えて味方になったサイボーグや序盤で殺された大佐まで登場。
え、これで終わり?と思いきやエンドロール後にはゲームの世界に。結局これで終わりなの~!?