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パラダイス・キスのshupetteのレビュー・感想・評価

パラダイス・キス(2011年製作の映画)
1.0
常盤貴子における「悪魔のkiss」、松嶋菜々子における「お・ま・た」、ZARD坂井泉水における蒲池幸子時代のグラビア並みに、全出演者にとって「消したい過去」になりそうな映画でした。

向井理も賀来賢人も北川景子もなんでこんな映画に出てサッムイ演技をしたんや…仕事選ぶべきだったよ…向井理のパツパツのシャツと被り慣れてない帽子、賀来賢人の目張りを見てたら、国仲涼子と榮倉奈々はどうかこの映画を見ませんように…と心から祈ってしまいました。

あと、北川景子は勉強漬けの高校生だっていう役どころのときから化粧が濃いので、あれ?と思いました。

原作のファンというわけではないけど、Zipper(雑誌)に連載していた当時リアルタイムで原作を読んでいたので、当然ジョージもキャロラインもイザベラも漫画の姿を知っていて、だから余計につらかったです。

少女マンガは少女マンガだからいいのであって、実写化されると、うわ〜(サブイボ)となるのだな、としみじみ思いました。

表参道と自由が丘と中目黒のシーンをつないでひとつの場所みたいに描いたり、有楽町の国際フォーラムとか六本木とか不自然に出てくるので、その場所を実際に知ってる人からするとかなり不自然な繋ぎに見えてそれも気になりました。

東京に憧れる10代の田舎者のための映画なのでしょうか……
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