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抱擁のかけらのsiのレビュー・感想・評価

抱擁のかけら(2009年製作の映画)
3.5
モニカ・ベルッチといいペネロペ・クルスといい、彼女たちのような美女はその美しさで映画を作ることが出来るんだなぁ
ペドロ・アルモドバルの映画は「当たり前に人生というのは不条理で複雑である」と見せることが多い
美しい女が美しいだけで気楽に生きていけるわけがなく、美しさ故に周りの人間に翻弄され苦しむ。そこが現実に近いと感じる。
美しい人間は人生楽勝で生きていると思われがちだが、実際は美しさ故に周りの人間を翻弄しその翻弄された人間たちに苦しめられることも多い。

そして、この作品は映画製作陣のストーリーであるが故に「映画の中の映画」が存在するのだが、その映画がラストシーンに使われており、これがまた本当に続きが見たくなる面白さ
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