このレビューはネタバレを含みます
タイトルが凄まじく印象的。
ポスタービジュアル解禁からもう観ると決めていた。
ただ……映画館での鑑賞した席が外れくじだったな…楽しみにしていた分、そう思ってしまうのだろうな…
(自分が選んだ座席の、隣の隣の席のおひとり様のお客さんにとっては、ポップコーンムービーだったご様子でガチでむしゃむしゃ食べている & 俺、北野武監督作品めちゃ観てきてるタイプで武のことわかってっから!武、またやってんなー!わかってるよ俺!感をアピールするかのような皮肉な笑い声に嫌悪感を感じて残念だった…)
でも、加瀬亮さんのすんごいクセの強い方便聞けてそれだけでまず個人的に満足というすごい軽い感想の私もどうなんだろうか…
ぶっちゃけ、私も笑い声を出すシーン実はありました…良々さんとか…
国外で、荒川良々さんのこと知らない方々は、どんな感想なんだろう。
国境を超えて観ることができている洋画作品の多くも、日本人で無知である私には知ることのないままの、いろんな事柄やおもしろみ、おかしみに、「出会えた」と思い込んでいる作品が多々あるのだろうなぁ…
タイトルにもある「首」の重量が感じられなかったのは、わざとなのかな…本当なら斬首された首は、実際にはもっと重たくて、簡単に風でゆれたりしないはずなのに…と、本編中、瞬時に「首」=「偽物」に見えるし、思ってしまう。
リアルに見えて、体がよじれてしまったのは、逆に首のない死体と、そこにむらがる蟹(蟹はおそらくCGのはず)…
人が死んだら軽くなる重さ21gには及ばない首の手軽さ…そこが、狙いだったらたまげる……
映画好きの友人に会ったら、まず話したいのは加瀬亮さんのことについてだろうなぁ…『アウトレイジ』も、個人的には日本人にとってはアイドル映画だったから…
でも、こんな私でも、特別な映画もあるし、人それぞれだな……
外野の声は聞かない方が良いことも、あるね……
綾野剛さんに似たキャストを見つけるが、単なる雰囲気似ている方かもと思いつつエンドロールガン見したがお名前なし。
ちなみに、劇団ひとりは、どのシーンに出ていたのか……※エンドロールで気づく