2024年1本目
今年もよろしくお願いします。
ゴジラ-1に次ぎ、日本語映画の年末年始でした。
ヴェンダース作品はほとんど見てなくてそれこそ劇場では初見でしたがとても素晴らしかったです。
東京民族という表現が相応しいほどセリフが少ない。孤独。高齢化とまではいかないけど変化という流れを日々のルーティンと相反するようにラストまで話を繋ぐ。
この生活環境は他所の国では作れないだろなぁ。
カセットテープを鉛筆でグルグル回す、なんて涙出ちゃう。
役所広司さんでは似合わない役じゃないか？と勘繰ったけどラストに向けてそれは正解だったようです。所々で見せる含み笑い、これが見せ所！
そして脇役が凄すぎて！
石川さゆりさんのブルース（演歌）が鳥肌。
千秋や甲本雅裕もちょい役で出てましたね。写真屋で購入したフィルムは何て名前だったっけ？劇用なのかな。
撮影が綺麗なのはこの時代大切だけど敢えて16mmフィルムバージョンで見てみたかったな。
３日前にチケット予約した時は余裕でしたが当日は満員御礼となりました。流石。
