明け方、道路を掃く竹箒の音で目を覚まし、歯を磨いて髭を整えてユニフォームを身に纏い、缶コーヒーを買って車に乗り込みトイレ掃除の仕事に出て、昼休みはいつもの神社で木漏れ日を眺めながらコンビニ飯を食い、仕事が終われば銭湯でひとっ風呂浴びて、馴染みの居酒屋で一杯ひっかけ、家に帰って好きな本を読んで寝落ちする。
部屋の中は、好きな音楽と本、外で見つけてきて鉢植えにした小さな草花。
日々ルーティンの繰り返しで、第三者からは退屈に見えるだろうが、好きなことだけに囲まれた毎日の繰り返しは、平和で穏やかで楽しい。
そんな日々にも、ちょっとした波紋が起きるが、それも人生にとってのスパイスみたいなもの。しかしそんなスパイスがあると、好きな音楽を聞きながら車を走らせて夕陽を浴びると、ふと泣き笑いが出ることもあり、それもまたトータルで人生を謳歌しているひとときだったりするもので。
描かれる正に Perfect な日々♪
傑作!