PERFECT DAYSのKenjiのレビュー・感想・評価

淡々と過ぎ去る何気ない日常を過ごす平山という、公共トイレの清掃員の仕事をしている1人の男を描いた作品。
劇中出てくるカセットテープから流れてくる音楽もシーンに合わせて、映る東京や平山のシーンも微かな感情を感じた。
人にとっては、変化の無い代わり映えしない日々かもしれないが生活ルーティーンの中に見える優しさを朧気に美しく見えるのかと思った。
毎日を過ごす人たちに、木漏れ日の光ある1日を噛みしめる作品でした。