このレビューはネタバレを含みます
トイレ清掃員、平山さんの一日。
毎日規則正しい生活を送る平山さん。
竹箒を掃く音で目覚め、自販機でコーヒーを買い、車でカセットを聞きながらトイレを掃除して回る。
いつも同じルーティン。
でも少しずつ違う毎日。
いつまででも見ていられる、静かで満ち足りた生活。
少しずつ違う毎日にやってくる、どこか憎めない同僚タカシ、彼が恋する女性、休みの日に食べに行くお店の女将の歌声、家出してきた姪…
姪との短い生活と、迎えに来た妹。
垣間見える家族との関係と平山さんの過去。
妹を抱きしめ、去っていく二人に俯く。
ここが、もう泣けて仕方なかった…😢😢
ガンを患う男との一夜の交流も、最後の泣き笑いも、すごく良かった…
改めて役所広司凄いです…
