シロ

PERFECT DAYSのシロのレビュー・感想・評価

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)
3.1
役所工事が演じる平山は都内トイレの清掃員。毎日朝早く起き、拾ってきた植物を愛で、好きなカセットテープを聞き、行きつけの店で一杯やる、そんな平和な日常を送る平山の生活に、周りの人たちがわずかな変化をもたらす、ありふれた日常を描いた映画。

起承転結がなく、本当にどこかでありそう。だけどなぜか惹きつけられる不思議な映画だった。最後に平山が「何も変わらないことはない」と言うが、日常を大事に生きてるからこそ言えるメッセージでなかなか深いなと思った。シリアス、大どんでん返しが好きだけど、なかなか楽しめた。
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