シロ

シェイプ・オブ・ウォーターのシロのネタバレレビュー・内容・結末

3.2

このレビューはネタバレを含みます

政府の研究所に勤めるイライザは声を失った女性。日々の生活にどこか物足りなさを感じながら過ごす彼女が、研究対象として連れてこられた〝彼”と出会う。心通わせていくうちに、彼を好きになるイライザは研究という名の拷問をする研究所から彼を脱出させることに。

ラスト、研究対象の確保に向かう偉い人(名前覚えてない)は、その生物もろともイライザを撃ち殺してしまう。しかし、彼の不思議な力を発揮し、イライザは息を吹きかえし、しかも水の中で生活できる身体を手に入れる。

物語の中でイライザ以外も会話のない夫婦、円満そうに見えるがどこか空虚な家族、そしてボーイズラブ、などなど色んな愛の形が描かれており、ホンモノの愛は何か、そこに種族という差は関係ないのでは、というメッセージを感じた。ただ、泣けると聞いて視聴したが、泣けるというほどの感動はしなかった。
王道ストーリーであるが故に、どんでん返し的な展開はないが、一貫したストーリーで楽しんで見れた。
ただ、多少のグロ、女性の裸のシーンあるので、見る人は選ぶかな、という感じ。
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