パーフェクトデイズを観た。
単調な毎日の中にちょっとした変化や気づきを得ることで人生は豊かになる。
人はそれぞれの世界線があり、その狭間で苦しんだり、悲しんだり、喜んだりする。
物質的な豊かさの限界に対してのアンチテーゼとして控えめな表現の中にある精神的な豊かさとは何か?を感じさせてくれる映画だった。
カセットテープから流れるルーリードや、スナックで歌う石川さゆりなど、単調なストーリーの中で要所要所で音楽が効いてるのも心揺さぶられるし、うまいなーと。
淡々とトイレ掃除が続くのにキャッチーな感覚が残る不思議な映画だった。
なんだろうなー、、、どこか懐かしくアナログな昭和感をメチャカッコよく切り取った瞬間が散りばめられてる感じかなぁ。