サブプライムローン問題からリーマンショックに至るまでの経済ドキュメンタリー。政治家、大学教授、ジャーナリストなどのインタビューを中心にCDO、CDSの組成スキームの解説など、マネーショートよりもリアルで分かりやすかった。
リーマンブラザーズを破綻させ、AIGを救済したポールソン財務長官(元ゴールドマンCEO)の差配により、850億ドルの公的資金がAIGに注入され、そのうち130億ドルがゴールドマンに流れたのね、、、とか、ゴールドマンサックス、ハンパねぇなと。
しかし、何気に思ったのは、スタンダード&プアーズ、フィッチ、ムーディーズの格付け機関は、意見しただけで、責任ないとのスタンスで公聴会証言してたけど、微妙な立場のお仕事ですね。