このレビューはネタバレを含みます
ルーティンワークだからこそ気づける機微があるのかもしれません。
ささやかな、瞬間瞬間の、
幸せに微笑んでいたいものです。。
役所さんは別に変化を求めていない訳でもないけど、変わっていく事が不安なのかな。
誰しもそうですが。
とはいえ、
ヤマダのチューがあり、
姪の家出があり、
失恋がありと、
割とハプニングは起こり続けるのよね。
人生すぎるな。。
そんな中最後に放った
「何にも変わらないなんて、そんなバカな話ないですよ、、」には痺れた。
自分の惨めさに対しての一言だと思う。
でも別に悲観してはない。
むしろ自分の今までも愛して、
明日も変わり続けていってやるさ、
みたいなポジティブなヤツ。
それがラストの悲しいような嬉しいような表情に繋がるのかなとか。
個人的に流れ作業とかルーティンワークって
どちらかと言うと悪だと思ってたけど
余白の部分に変化を見出せるっていう意味では、良い事だなと思った。
比較実験的な。
そういう意味では「実験的」とかって言葉は
めっちゃ尖ってるように見えるけど、
普通の部分、みんなと同じ部分があるからこそ、挑戦ができるんだなあ。
ただ今どきの中学生、
あんなにユニクロすぎる服着ないだろう。