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PERFECT DAYSのEDENのネタバレレビュー・内容・結末

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

02/13/2024

うーん、なぜあんなにもトイレが綺麗なのか。居酒屋に毎日行くほどのお金があるのか。居酒屋、ランチのサンドイッチと牛乳、銭湯、毎朝のコーヒー。

Joan Didion の “Every day is all there is” という quoteを思い出した。
同じ日が1日としてないということ。

地に足をつけて生きるとは。

そして、1人で生きているわけではないからこそ、予想外のことが起こり、それに心が動かされる。

夢の描写が秀悦。

カサカサと鳴る木の葉と木漏れ日。

11人の物語のvictor 気になった。

それぞれの世界がある。
生きるとは、自分の物語を作ること、というと飛躍かもしれないが、自分の生活を作ること。

土井善晴さんの料理哲学を聞いているときと同じ気持ちになる。

丁寧に、集中して、息抜きして、自然を生きる。

東京を新しい目でみれた。

だけど、彼が聴いている音楽がようがくばかり(1曲を除いて)というのが気になった。

生きている限り、毎日日が昇る。
太陽の美しさよ。

生えている草 (雑草ともいえる。ほとんどの人にとっては雑草)を掬い、毎日みずをやって育てるというところにグッときた。
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