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落下の解剖学のYuksのレビュー・感想・評価

落下の解剖学(2023年製作の映画)
3.7
2024年映画館鑑賞11作品目。

カンヌ国際映画祭、ゴールデングローブ賞、そしてアカデミー賞などで高い評価を得ている本作。
予告編などから謎解きミステリかと思いきや……全く違う作品でした。「真実はどうでも良い」客観と主観の事実の対立の物語。脚本も面白いし、完成度はとても高いのですが肩透かしというか、なんかモヤモヤするのも事実。終わり方も結局のところはと…。
主演のザンドラ・ヒューラーの演技は本作の重要な要素であり観どころ。個人的オスカー本命は『哀れなるものたち』のエマ・ストーンだと思っていますが、対抗はザンドラ・ヒューラーかなと思うくらい凄かったです。
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