このレビューはネタバレを含みます
2024年映画館鑑賞12作品目。
原作は町田そのこさんの小説で2021年本屋大賞受賞作品。(本屋大賞らしからぬ)とても重いテーマでありながら当時読んでとても感銘を受けました。
映画ですが、ほぼ原作に忠実な実写化ですが、原作よりも貴瑚と安吾にやや焦点が置かれているように感じ、その影響で物語としての最後の印象が少し変わった気はしました(悪い意味ではありません)。
虐待・ヤングケアラー・トランスジェンダー・DV等の苦しみ(聴こえない声)を描いているため、観ていて面白いというよりは苦しく、辛く、重い映画ではありますが、とても素晴らしい作品でした。
そして杉咲花、やっぱり好きでした(笑)。