落下の解剖学のこいでのネタバレレビュー・内容・結末

アカデミー賞ノミネート＋法廷劇ってことで、重厚なミステリーと思って期待してたけど、謎解き要素はほぼ皆無でした。
淡々と事件の内容を追いかけて追いかけて、ちょっとずつ新しい情報が飛び交って言い争っての繰り返しがつづいたので、中盤はウトウトしました。
リアリティを追求しすぎると、こういう映画になるのかと。
逆を言えば実際の事件での裁判はこういう感じ何だなと。

ただ気になったのは終盤手前から突如として奥さんの不貞や旦那さんとの間の暴力が出てきて、この辺りは少し映画を終わらせるために出てきた要素だと思うけど、それなら伏線ってほどではなく、最初から観ているとちょっと予想もできるような要素があれば、中だるみはしなかったかな。
ただ今回の映画のテーマがそういうミステリーや伏線を一切排除措置しているのならしょうがないけど、それであれば裁判の判決手前で終わらせてほしかったかな。
最後は無罪になってたけど、その後のパーティとかいるのかな？

エンディング手前のソファで寝るシーン、ワンちゃんが寄り添ってくれるのが良かった。