すごいサスペンスかと思いきや、ぜんぜん謎解き感はなく、家族の絆というか、とても西洋的な哲学を分解したような映画だった。
フランスがサスペンスを作るとこうなる、ということだろうか。
サスペンス的な目線で見ると、犯人は主人公の弁護士か、息子。
自分的に主人公に好意を持っている弁護士の路線が強かった。実際犯人なのかもしれない。
途中までサスペンス目線で私は犯人を探していた笑!
しかし!映画の主題は殺人犯を見つけるところではなかった笑!きっと!
裁判中で提供された、主人死亡前日の主人公と旦那の喧嘩の録音はまるでマリッジストーリーだった。
家族の距離感というか、他人にはわからない家族にしかわからない確信的なこととか、証拠はなくとも言わなくても感じることとかがメインで描かれていたように感じた。
検察の男性がヅケヅケ攻めてくるので、お前うざーうるせーよと思っていた笑
主演のサンドラの名演、ナチュラルで素晴らしかった!
ボーダーコリーのメッシ、名演でお利口すぎて可愛すぎた❤️🔥
自然や光が美しい描写や、犬も人間のように撮りあげる視点はフランス、ヨーロッパぽい。
ハーフジップのニットやアウトドアのアイテムがかわいかった。
ポスターの字が多すぎてもはやチラシ!!!!(Filmarks の画像よりさらに受賞しだいぶ増えている)
せっかく雪の美しい写真なのに、、、
ほんとそういうところ日本はマジでセンスないと思う