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枯れ葉のこのネタバレレビュー・内容・結末

枯れ葉(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

まずこんなに大勢で(@Royal Festival Hall)カウリスマキの作品をみて笑ったことがほんとうにしあわせだった

ロシアとウクライナ
の事実とともに
Mambo Italiano(という曲だと後から知ったが)が、翌日入った古着屋で流れてきた奇跡といったらもう、
フィクション
だとしても
映画は体験
いまもこのせかいが続いている、少なくとも私の中に、なんて夢のようで、なんて無常

決意、させる誰か
感覚、でしかない
なにもかも充分でなくても、充分でないことがいかに愛おしいか
吸い殻に探すあいつ(なんだかここでは あの人、でも、彼、でもない)の影、頼りない確信、優しい欲望、といっしょに並んで歩く

英語字幕でみる限りことばを掬い取るのに必死だが、ふいに音からも意味からも離れる瞬間があって、ただ感情が溶け合う、映画にも現実にも、そのときを求めているとおもう、 
ドラマチックを忘れたようなせかいでこそ起こりうるドラマ、大好き
こ