特売小説

枯れ葉の特売小説のレビュー・感想・評価

枯れ葉(2023年製作の映画)
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テイストではなく異文化の象徴として、例えるならコーンヘッド星人に再解釈してもらった「恋人たちの予感」みたいな。

行く先を占えもしない誰かと交換可能な己の人生、とは関係なしに表情筋が死滅した果ての無表情、から繰り出される時になんだそりゃないわゆる時と場合を外した台詞が嵌まる瞬間はそりゃもうシュールなコメディの様相。

陰鬱な歌詞が沁みる楽曲の数々も聴き応えがありましたけれどもその中じゃ異質な「マンボ・イタリアーノ」は最の高でしたよね、と。
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