このレビューはネタバレを含みます
良かった…何もかも良かった。
画面を構成する色と音が心地よくて、観てるだけでにやけてしまった。
特にアンサとホラッパの服の色。感情がモロに出てる気がしたし、最初黒ばっかりのホラッパが最後の退院時に貰った明るめ服を着るのに対し、迎えに来たアンサが着てる黒いワンピース。2人の気持ちが完全に対になってる感じがした。
生活も安定しないし、ホラッパはアル中だし、仕事はしんどいし、ひどすぎる戦争が起こる中で、2人が愛する気持ちを大切にしてるのが、ものすごく尊くて可愛く観えた。
最後のシーンで、あの可愛すぎるわんちゃんの名前がチャップリンなのも素晴らしい。
関係ないけど、途中出てきためちゃくちゃ良いガールズバンド、調べたらマウステテュトットという姉妹ユニットで、フィンランド語で「スパイス・ガールズ」らしい。最高すぎる。