人生の半ばを過ぎ、孤独を抱えるアンサ(アルマ・ポウスティ)とホラッパ(ユッシ・ヴァタネン)が出会って、どうなるか、を描いた話。
衝撃的な展開は起きないが、それはその方が観やすい。主演の二人が、それなりにいい。仕事がなくなるが、また見つけたり、独身同士のすれ違いと出会いがしみじみする。また、何とか生きていく所はいい。
初めてのアキ・カウリスマキ監督作。観て、小津安二郎監督作にも、ジム・ジャームッシュ監督作にもその雰囲気や、台詞回しが似ている。
アキ・カウリスマキ監督作を、もう少し観てみようかと思った(2024.10.20)。