このレビューはネタバレを含みます
音と集中できる環境が必要な作品だったので映画館で見れてよかった。
「なんでもない」日常の中で「嫌な」こと(子供が外の声をうるさいと言ったり、思い通りにいかないことがあったり、自分は恵まれているのに...)に厳しく当たるドイツ人家族。ストレスは無意識に感じてるんだろうけど、無関心。
単調な作品に対してどこかエンタメ性を求めてる自分が、頭では、口では気にしてるつもりなのに虐殺の被害者のことを他人事として見てるという自己中心性から逃れられないのだと実感して申し訳ないような残念な気持ちになった。
博物館で清掃してる人も慣れちゃってる部分もあるのかなと思った。
不勉強も祟って理解できない描写がいくつかあったが、少しは関心を強められたと思う。
音、映像にはインパクトがあった。