「もうやるなよ」
ポーランド、アウシュビッツ絶滅収容所
隣接するナチスドイツ親衛隊将校「ルドルフ・ヘス少佐」の家
その家族の生活
不快な音と淡々とした日常を定点カメラで撮り続ける最高に退屈な映画
睡魔との戦い
ある意味サラリーマンの生活を覗き見してる感覚
ただ違うのは、その家の隣の建物で何があったのか、この作品を見る人は知っている
それを表現するのは音、さりげない会話や独り言
知らない人間にはなんのことやら分からなくても、短い台詞の中に重く暗い内容が含まれている
エンタメ成分皆無の作品で興味がなければ見ないかも知れない
学校では教えてくれない調べなければ、一生知らない歴史
かつての同盟国の人類最悪の所業
この時の被害者が作った国は今現在、虐殺を繰り返している
殆ど報道もされなくなっている
知ろうともしない自分は、
この家族と同じ思考回路に陥ってないだろうか
見るべき作品