この映画を観た後で、なんでも良いから明るくても戦争の映画を観たほうが良い。
戦争が少し出てるならメインじゃなくても良い。感じ方が全く変わります。
『ジョジョラビット』『ライフイズビューティフル』『ワルキューレ』『この世界の片隅に』も是非。
一家は隣の悲鳴や肉の焼ける臭いに慣れているけど、ルドルフは昇進し引っ越してそれらの環境から一時的に離れ、静かな夜を過ごすようになる。
ユダヤ人の女性で性欲処理をした後、穢らわしいから局部だけ洗い、同じドイツ人の集まりを見ながらどのように効率良く殺せるかを考える。
同じ人間だと無意識下ではわかっている。
あの家で作戦を決行していれば、吐かずにいたかもしれないね。
あの靴を履いていた大量の人たちが殺された。
悍ましくて、ほんの80年前の話です。
政治に深く関心があるタイプではなかったのですが、数年前に総理が殺され宗教との金銭関係が報道、色んなことが知らないうちに決まっていき、最近は病人で口減しをするかのような高額療養費制度の変更反対のポストがおすすめされるようになってきました。
ロシアとウクライナの戦争が始まり、ガザ地区、香港やウイグル弾圧、中国人が「日本は乗っ取られる」と話し土地を買ったニュースが流れてくる。
私は京都に住んでいますが、旅行客ではなく、中国や中東系の住人を最近よく見かけるようになりました。よくわからないけど何かが変わっていっているということだけ感じています。
この映画は昔の歴史の話で、ナチスドイツも戦争も終わったことで、もう起きないのだと思っていました。
けど、上にも書きましたがほんの80年前の話。
『ミッドサマー』の老人の口減しや『イニシェリン島の精霊』の隣で戦争をしているのに対岸の火事だと他人事でいること、思想の違いから次第に過激になっていくことを思い出して
虐殺とまではいかなくても、どこにでも、今でも優生思想や選民思想は続いていて
それらが生々しくこの作品と繋がってしまい、昨夜は寝付けませんでした。