あ

関心領域のあのレビュー・感想・評価

関心領域(2023年製作の映画)
2.8

現実的かつ自然だから、前提されるものに関心が希薄になるのも無理はない。

終始固定カメラの視点で物語は進む。
スタジオ撮影みたく、書割にも似た錯覚に陥ることで、箱の中の閉塞感、そして自然ゆえの異質さがあった。

それは救済シェルターにも思えて、檻の中のようでもある時代の息苦しさだったのかも知れない。
あ