幸せな家族の日常の背後にずっと映ってる収容所と煙、銃声と叫び声に最初はゾッとするんだけど、話が進むにつれ慣れていって、終盤で分かりやすい展開やいわゆる"結末"のようなものがなくて、首を傾げかけた時に、現在のアウシュビッツを見せられて「結末はこれだ」と言われた気分。
良くも悪くも本当に普通の家族なんだよね。ただその時代に生きた人たち。嘔吐してたのはどういうことなんだろう🤔普通にしててもどこか精神は蝕まれてる(と思いたい視聴者)みたいな?
確かにかなり観客に考えさせる系の映画でした。
トリクルダウン?シャンパンタワーの法則?みたいな自分→周囲→社会、って関心を向ける、みたいな話、とてもリーズナブルだと思うんだけど、でもせっかく民主主義社会に生きてるので戦争や差別、虐殺に対しては「こんなのおかしい!」っていう価値観を持つために映画で見せるのはいいことだと思ったし、ガザで起きてることが残念すぎる。