アルベルト・バスケス監督によるスペインの反戦アニメな創世記。『スポンジ・ボブ』とか『ハッピーツリーフレンズ』とか『パワーパフガールズ』のような可愛さと辛辣さが同居した作風。ちょっとだけジブリのオマージュ入り。
なんか、それで言い尽くした感じ。内容は非常に薄い。
本作が影響を受けたであろうアメリカのアニメって過激さを突き詰めてしまった感があるんですよ。『シンプソンズ』から『ビーバス・アンド・バットヘッド』からの『サウスパーク』、キモ可愛いけど過激な系譜。そこを超えていない。
新しさといえば『地獄の黙示録』とか『プラトゥーン』とか戦争映画の系譜も意識したところですかね。めっちゃカートゥーンネットワークのアニメが好きな人にはおすすめだけど、それ以外の人はスルーでいいかと。