このレビューはネタバレを含みます
本家ブラム・ストーカー原作のドラキュラものだが今までのドラキュラ映画とは一味違った作品になっていてかなり面白かった。見た目もベラ・ルゴシやクリストファー・リーのような黒いマントの紳士とは似ても似つかぬクリーチャーっぽい姿がユニーク。航海中の船の上という閉鎖的空間で一人また一人と襲われていく緊張感とゴシックホラー的な雰囲気がよかった。ただラストで従来のドラキュラに近いマント姿の紳士っぽい雰囲気になってしまうのは残念。変に知性を感じさせずに最後まで獣のようなキャラクターでいてほしかった。またドラキュラが夜しか活動できないうえに暗い船内のシーンが多いためかなり見づらい画面になっているのには閉口した。