ハロルド・フライのまさかの旅立ちのtbpolkadotsのネタバレレビュー・内容・結末

恩人の為何かしたいと始めた徒歩の旅は、図らずも自らを振り返り見つめ直すものになる。周囲から賞賛され持ち上げられるようになるにつれ彼が感じる違和感は、この旅が極めて個人的なものだからだと思う。息子を思い出させる青年との出会いや、彼を助ける人々の優しさや励ましが、彼を前進させる。集団から離れ1人に戻り、目的地に着いた後のラストシーンがとても温かい。