ちびねこ

タイタニックのちびねこのネタバレレビュー・内容・結末

タイタニック(1997年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

初めてでは無いけれど、しっかり3時間ちょっと、字幕で観たのはこれが初めて。
当時、物凄く流行っていたけど、周りの友人達がこぞって「駄作だ!」って言うので迷っていたら、「ET」を一緒に観た友達に「絶対、泣けへんよ」って言われて止めました。
その友達が泣いていてびっくりしたので。
泣く=感動でも無いと思うんだけど。
あと、大阪のお笑いではかなり地位の高い、M1グランプリの審査員、上沼恵美子が「男が沈んで行く前に笛吹きぃや!自分だけ助かって!」って言ってて。
今 見たら、死んでる人から奪ってた!

結論から言えば、全然 駄作では無いと思う。
だって、あのスケールの大きさ、凄く無いですか?
今 テレビで観てても結構 圧倒されましたよ。
昔は映画館のスクリーンも大きかったから凄い迫力だったと思います。

あと、あの船首の有名なシーンでかかる、カナダの歌姫セリーヌ・ディオンが歌う「My Heart Will Go On」。
みんな真似たりして間抜けっぽかったけど。
あれはレオ様とケイト・ウィンスレットだからいい訳で。
でも本当に真似したいくらい綺麗だった。
この時のレオ様、完璧です、瞳が青い!若い!
相手役のケイト・ウィンスレットは確かに似合って無かったですね。
でも、お嬢様なのに結構じゃじゃ馬で船内を走りまくってたから良かったのかも。
因みにレオナルド・ディカプリオの事をレオ様と呼んだ事は1度もありません(笑)

タイタニック号が沈んで行く映像、あの有名なシーン、そこでかかる曲。
もう、全然 駄作じゃ無いです。
あれって何回も見るから麻痺するんだと思うけど、スクリーンで初めて観たらめちゃくちゃ感動すると思います。

で、で、で、、、、、、、
一番大事なストーリーなんですけど。
特に可も無く不可も無くで。
あの冒頭でお婆さんが昔話を語り始めるシーンが、どうしても「シザーハンズ」と重なってしまって。

あと、貧富、身分の差もありきたりで。
船なので1等、 2等と部屋の等級が分かれているので上手く活かされていたとは思うけど、そこに恋愛が入ってしまうと…。
いや、入るからいいんだけど、そんなさっき知り合った男の前でいきなりヌードになるとかイギリス人って凄過ぎる。
それも、まだ17歳の役!
お嬢様からすれば、家の為に好きでも無い男と結婚したく無くて、自殺を考えるほどだったとしても、いくらイケメンだからってホームレスの絵描きなんかを好きにはならないだろうし、たとえそうなったとしても一緒になんて暮らせる訳が無い!
↑この辺りが「駄作」と言われてるひとつみたい。
別に駄作では無くて普通です。
何の捻りも無く普通。
後半の船が沈んでいく所が凄過ぎて、前半の恋愛部分がどうしても陳腐に見えてしまうのは分かる気もするけど。

ただただ、結局ローズは誰かと結婚して子供を産んでたのにびっくり!
死ぬ前にジャックが沢山の子供を産んで欲しいって言ったからって、それを鵜呑みにするんだ!
いやいや、もう有り得ない。
絶対に独身を通して欲しかった。
イギリス人は違うのかな?
謎、、、、、、、、、、
ちびねこ

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