このレビューはネタバレを含みます
2D/日本語
劇場版「世にも奇妙な物語」?自分以外もループに気づきだすのは確かに怖い。
説明的な台詞や登場人物の背景描写をなるべく排している今作。その心意気は買いたいが、あの世界のルールを把握するのにだいぶ時間がかかった。というかまだ理解しきれてない。感情移入もイマイチできず。二人の間に生まれる奇妙な絆や、殺す方も殺される方も作業化していくおかしさは笑えた。
殺されるたびにちゃんと痛みを伴うのに、受け入れるのが早い伊勢谷友介。僕だったら殺られる前に殺ろうとしそう。毎度毎度死体を処理しなきゃいけない理由も分からず。憎い相手を殺すより、ラストみたいに失った人と過ごせるプランの方が良くないですか?…それを言っちゃあおしまいですね。
このデザインのおかげで鑑賞したくらい、ポスターがかっこいい。