四月になれば彼女はのKmのネタバレレビュー・内容・結末

大切な人を亡くしたことがある。彼女はずっと変わらないし忘れない。これまで付き合った人よりその想いは強いと思う。
そんな気持ちを確認した作品でした。

愛してるってなんだろう。
同じ言葉で表現しても、あぁあの人の好きより自分の気持ちは足りてないなと感じることがよくある。
自分自身も信じてあげられていないのに自分の言葉のどこに相手が愛してくれていると感じられるだろうか、とすら思う。
愛するということの不確かさをお互いがどれだけ信じられるように努められるだろうか。
別に答えはひとつじゃないしそれぞれの愛を見つけて互いにそのかたちに努められたらそれでいいと思う。
自分は家族や仲間や友達など会いたいと思う人思ってくれる人をちゃんと愛せる人になりたい。
今を生きることに必死になって、全てをさらけ出して知らない自分を楽しんで、共に過ごす人たちとの時間を大切にして、何かに感動したり喜んだり楽しんだり泣いたり怒ったり苦しんだりして、その先で愛を伝えたいほど大切にしたい人と出会えたら、互いに知らなかった相手に気づき喜べるよう見つめて大切にしたいと思いました。