このレビューはネタバレを含みます
まさに正当続編と言える作品。
TV放送で好きになったファイズのエッセンスが凝縮されていて、短い上映時間ながら満足のいく内容だった。欲を言えば2時間にして欲しかった。
巧と真理のキスシーンをオルフェノクの姿で表現している点は凄みを感じた。TV放送を経た本作ではこの姿でしか成し得なかったストーリー展開だと思う。
先日観た劇場版SEEDでも感じた新しい機体を序盤に出し、最後は昔ながらのお馴染みの機体で大団円のパターンは本作でも同じと思った。
確かに観ていてテンションは上がるが、一方で、観客としては新しい姿(ネクストファイズ)を受け入れたい、好きになれるかなと思って鑑賞していたので、どこか煮え切らなさが残る。
あと、ネクストファイズでかつての仲間を襲うシーンの理由付けも欲しかった。
舞台挨拶付きを鑑賞。
撮影中、草加の演技を浴びた芳賀さんが、草加アレルギーで声が掠れて出なくなった話が衝撃的だった。