白きつね

仮面ライダー555(ファイズ) 20th パラダイス・リゲインドの白きつねのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

無茶苦茶楽しみにしていて、劇場で見逃し、アマプラで視聴。
一定数のファンの為に同窓会臭くなってしまうのは仕方がないとして、それに甘えた感があるストーリーでした。
草加や北崎の再登場の為に禁じ手を使ったのは大目に見るとして、啓太郎の甥っ子の登場は邪魔、ミューズの女の子のキャピキャピ感も無理やり感があって邪魔、クールなほうが巧に思いを寄せるキャラクターが立つと思いました。
真理と巧のラブシーンも邪魔かな。軽いハグ程度で視聴者は十分理解できます。できれば二人にはこうした関係ではなく、同士という立ち位置でいてもらいたかったかな。
サプライズのはずの真理のオルフェノク化も、巧がオルフェノクであったことほどの衝撃はなく、ああそうなったのねと思っただけでした。
息つく暇なく繰り出されるスマートブレインの攻勢の中で、逃げ・迷い・戦う主役たちのドラマが見える作品にして欲しかったのだけど、主役たちのドラマの中にスマートブレインとの戦いが唐突に散発的に起こっているようで、サスペンスを感じませんでした。
サイドバッシャージェットストライカーが登場してくれれば、+1点でした。
555を知らない方がこの作品を観てオリジナル555に興味を持ち観る気になってもらいたかったけど、どうやらそれは無さそうです。