ブルキナファソ、ロシア、バングラデシュ、、
どの国にも都心から離れていたり、気候や自然災害により孤立してしまった場所がある
世界のはしっこというタイトル通りの場所に住む子どもたちへ人生をかけ教育を届ける教師たちの姿を追ったドキュメンタリー
学校とは建物を指すのではなく子どもたちが集まり教師がいる場所のこと
なので時には即席テントや船の上が学校となる
教師たちは家族と会えなかったり、わざわざ寒い場所に出向いたりと、自分のプライベートを犠牲にしているという状況
子どもたちに教えたいというだけなら都心でもできるのに、「世界のはしっこ」に出向いて教鞭を振い続ける彼女たちを突き動かすのものとは…
自分のような思いをさせたくないといった気持ちや、学校が唯一の居場所であったという学校への強い思入れ、女性として自立して人生を選択して欲しいという気持ち、教師それぞれに強い想いや使命感があることが分かった
22歳の先生なんて若いと思っていたけど情熱があって古いしきたりをもつ家庭の両親から罵られながらも学校へ通うことの重要性や必要性を説く
結局それが両親を経済的にも支えることにつながるからとそこまで考えている
教育には我慢と忍耐が必要と言っていたように教師は常に闘い続けなければならない
それを乗り越えた時に子どもたちの笑顔、未来があり、そこに携われることがやりがいなのだと思った
ヤスミンやイヴとの関わりを通して彼女たちの信念を理解することができとても印象に残った
各国世界のはしっこの暮らしのことも知ることができ大変興味深かったし子どもたちがとても可愛かった
何かを学んだ時、理解した時の嬉しそうな笑顔とキラキラとした目
この子たちのためならと思う気持ちがわかった気がした
イヴとヤスミンの笑顔、3人の教師たちの笑顔を見て号泣
とても良かった
