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瞳をとじてのgogoのネタバレレビュー・内容・結末

瞳をとじて(2023年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

観終わって、歩気ながら考えてたら徐々に理解して感動の波がきた。
スペインの歴史的背景を多少知ってるとよいかも。

主人公ミゲルもすっかり老いて、堪え忍ぶように生き延びて、マイケルにも希望を持たないことが大切と言われるが
友人を忘れられない。
失踪した友人を、みんな戻ってきたくないようないいところにいるんだ、逃げたんだ、と静かに言い放ち、娘ですら諦念姿勢。
しかし友人は記憶を失って、高齢者施設にいるとの情報が入り駆けつける。
内線や独裁で失われた、輝くはずだった日々を呼び戻そうと最後奮闘する主人公が心を打つ。
こんな詩的で芸術高いエリゼの映画をリアルタイムでスクリーンでみられることが本当に嬉しい。
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