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瞳をとじてのmaiのレビュー・感想・評価

瞳をとじて(2023年製作の映画)
2.8
古典映画好きの映画仲間におすすめされて観にきたが、個人的には好みではなくダメだった。

好みに感じらなかった点としては
映画は小説と同じく良くも悪くも「他人の頭の中をのぞく」行為だと思うのだが、
結構「生」感があったというか。
創り手を生々しく感じてしまうのは、作り込みすぎていない、素な部分が多かったということ。
私は割と作り込みがしっかりしたものが好きだがこの映画は「夢想感」があって、すごく苦手だった。

あとカット割りが目についてしまいどうにもだめだった。

良かった点は映像の美しさ、一瞬一瞬の切り取りは本当に美しい、息を呑むシーンがあったこと。
俳優さんの演技のうまさ。
あとは映画館のシーンはそれだけで毎回テンションがあがる!

苦手だったところをつらつら書いてしまったが、私はメッセージ性が強い映画やエンタメ的な映画やアイデアや個性が強い映画が好きなだけであり、
評価がこれだけ高いのはきっと私には感じられなかった何かがあるのだろうと思うので、他の方の感想も気になるのでこの後チラ見しに行きます。。

2024年4月7日追記
町山さんのYouTubeで解説を発見
やはりこの方の解説はすごい。
興味なかったり、自分には理解しがたかった映画も面白く感じらる魅力がある。
苦手に感じたこの映画もとても魅力的に感じらるようになったし
私の感じた「生感」「夢想感」の訳も明確になり、腑に落ちた。

しっくりこなかった方はこの解説を観ることを強くおすすめします。
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