戦時下でも令和でも、どんな時代でも、正義感を曲げられると人は狂っていく。
老齢化社会だの安楽死だの、人減らし、無駄、実験、強要冤罪、DV……そこが731部隊と繋がって来る闇。
お話としては面白いけれど、終始眉間にしわ寄せながら見た。
美しいものなんてこの世に本当にあるのか、あの日の日の出風景は本当に美しかったのか、分からなくなるほど汚い世界だけれど、あの子たちはきっと美しいつもりなんだよね。
福士蒼汰は時々汚れた役をやるけれど、今回は最大限に汚かった。とても好きになれない人格。
「お前、狂ってる」お前もな……。彼女は、あんたのSM実験で狂わされたんだよ。
このヒロインは松本まりかでなければ出来なかったし、挑戦しすぎた。しばらく脳裏に焼き付きそう。