ハル

湖の女たちのハルのレビュー・感想・評価

湖の女たち(2023年製作の映画)
2.0
原作が話題となったミステリーということで、期待していた作品だが、大ハズレ。

違和感だらけの登場人物に加え、怪しげな劇伴が何度も繰り返され、気持ちがどんどん離れていく。
「結局、これはなにをしたいの?」
犯人探しをするわけでもなく、刑事と職員の変態プレーが始まる。
そして、こちらも残念なレベル。
R指定すらつかないのでお察しの…邦画の本当に駄目な部分であり、こんなにも中途半端ならそもそも不要。

加えて、この警察の捜査はすべて違法なので、被疑者に訴えられる始末。
刑事としての矜持もへったくれもない。
ここまで面白みを感じず、説得力を有さない作品は久々だ。

福士蒼汰、松本まりか、浅野忠信とそれなりの顔ぶれを揃えているのに設定がズレてるからか「え、そんなことにならないでしょ?」というツッコミばかりでてしまう。
もう少し、まともに話を構成しよう…
まるっきりハマることができない、邦画として記憶に刻まれました。
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