このレビューはネタバレを含みます
映画好きではなくても一度は耳にしたことがある作品を、映画館で初めて観ることができて本当に嬉しかった。
オードリーヘップバーン様、本当に美しかった…！
アン王女がローマの街へこっそり行ったことで、最初は少女のような顔立ちだったけど、クライマックスには凛とした大人の女性の表情に変わっていて見惚れてしまった。周りから見たらたった1日だけど、その間に街の実情を知り、恋を知り、自分の仕事の大切さに気づき、アン王女にとっては一生忘れない日になったんだろうな～ 素敵でした。
また、モノクロなのにも関わらず、街並みや御屋敷、お洋服の豪華・壮大さが伝わってきて、建築やファッションに興味がある私にとってはたまらなかった！
いつか私もローマの街で聖地巡礼をしてみたいな。
あと、街に繰り出してからのアン王女の着こなしがお見事で目が離せなかった。私の勘違いでなければ、1着のブラウスとスカートを場面に応じて微妙に違う着こなしをしていて、映画制作陣のこだわりを感じた。少しシャツの袖をまくったり、ブラウスのタイの見せ方を変えたり、少しのニュアンスで印象が変わるんだなと勉強になった。
事前知識がない状態で観に行ったけど大満足でした。観た人はきっとボウタイブラウスにフレアスカートを着てローマに行きたくなる、そんな作品です👗👠
◆映画館
MOVIX / シアター10 / F-9
