まゆ

あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。のまゆのネタバレレビュー・内容・結末

3.4

このレビューはネタバレを含みます

福原遥ちゃんも水上そうしくんも好きだし、戦争ものだし絶対感動するやつやんと思ってちょっと期待しすぎたかもしれない。

福原遥ちゃんの言動に感情移入が全くできなくて、全く泣けなかった。
戦争の時代にタイムスリップしてびっくりするのはわかるけど、、
・行くとこがなくなって困ってる時、住み込みで働かせてくれるって言ってるのにありがとうございますじゃなくて、仕方ない働くか…みたいなのが意味わからん
・爆弾降ってくる中を店に残ってた人が心配で店に戻ろうとするのもよくわからない。(その時代の人なんやから自分の身は自分で守れるはず、戦争の時代怖いんじゃなかったん?状況をわかって無さすぎないか?私が薄情すぎるのか?)
・店に戻る道全部燃えてて、その周辺に爆弾が落ちたと考えれば店も燃えてるはずなのに何故か店は無傷。
・好きな人を死なせたくない気持ちはわかるけど、志願して国のために特攻兵を選んだ人に、日本は負けるの!と言うのはどうかと思う…

そして特攻兵たちを見送るシーンが唯一うるっとしたシーン。
「好きなんだ、君をまだ好きなまま
帰らぬ旅へ征かなきゃ、永遠の旅へ」
あそこで想望が流れてたらだいぶ泣いてたかもしれない。
それくらい歌はめっちゃ好き。

でそこでくらっときて気づけば現代に。
あのあと昭和ではゆりちゃんどこ行ったんとかならんかったんかな、とか考えてしまう。
まあそれはさておき。
好きな人を戦場に送り出す、1番泣きそうになったシーンの後、
現代のおうちに帰ってきて、ゆりの発した言葉。
「お母さん、私、昨日夜に出て行って今日帰ってきたんだよね、、」
は?
好きな人と別れた悲しみはもうどっかいって、自分が無事に帰って来れたのが1番なのか?
まあそりゃ平和な現代からいきなり戦争経験したらそうなるのかもしれないけど、一つの映画として何を1番に伝えたいかよくわからない…

最後の資料館で泣くのはわかるし私も泣きそうになったけど、戦争の資料館でいきなりあんな泣き出したらみんなびっくりするやろなぁと思ったら都合よく周りに誰もおらへん笑

とまあなんか感情移入できなかったし、しようと思って少し泣きそうになっても途中で裏切られて涙は流れませんでした。

でも映画館にいた他の人は結構泣いてました。隣の友達も見終わった後、やばいめっちゃ泣いたと言ってましたので、私みたいに変なこと考えなければだいぶ感動するいい映画なのだと思います。

もう一度言います。
歌はめちゃくちゃ好き。
歌の分評価あげときます。
まゆ

まゆ