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あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。のoのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

お母さんに八つ当たりするくらいなら自分でバイトすればいいのに、と思ったけどそれは置いといて、、、、

日本は戦争で負けるという知識があるが故の百合の訴えだけど、特攻隊は誇りを持って突撃しなければならない、その周りの人は彼らを讃えるように見送らなきゃならない、人々の心境を理解するまでの百合がある意味自分本位で、ある意味無知で、歯がゆい

彰は特攻隊の任務から逃げる選択肢もあったのに「百合のそばにいる」よりも「百合が平和に生きれる世の中を作る」ことを選択したのかな、と
板倉のようなお国の守るとか大きなものじゃなくて目の前にある近くにいる大切な人を同じように守りたいだけなのにそれをタブー視する世の中が見ていて辛い

最後、プロペラの音と共に上空の映像が流れた後に「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら」のタイトルが出るけど、この一連の流れは彰の視点であり気持ちだったのか…と思うと泣きそうになる
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